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オーダーメイド医療実現化プロジェクト メディカルコーディネータ講習

メディカルコーディネーターは患者さんとプロジェクトをつなぐ架け橋であり、きわめて重要な役割を担っています。オーダーメイド医療実現化プロジェクトでは、各医療機関から選任された看護士、検査技師など法的に守秘義務を持った方々に講習をお受けいただき、修了証をお渡しした方にメディカルコーディネーターの仕事をしていただいています。
研修は、プロジェクトの必要性やめざすべきゴール、ゴールに到達するための方法、個人情報の厳重な保護をはじめとした常に心に留めておくべき注意点など、全体像を把握するための講義と、患者さんとのインフォームド・コンセント(用語解説>)などの実務に関する模擬実習で構成されています。以下に、第3回講習会の様子をご紹介します。
第4回からは、生命倫理に関する講義をひとつ増やし、本プロジェクトのELSIワーキンググループの講師により、ゲノム研究に関する倫理的法的社会的問題に関する課題や対策について、よりいっそう理解を深める試みを始めています。


プログラム
【講義】
1. 「バイオバンクジャパンについて」
講師:東京大学医科学研究所 中村祐輔 教授
プロジェクトリーダーの中村教授から、医療の現状とオーダーメイド医療実現の必要性、めざすべきゴール、方法、留意点、メディカルコーディネーターの役割とその重要性などを具体的に解説しました。

2. 「ゲノム研究の倫理的側面について」
講師:信州大学 福嶋義光 教授
ゲノム研究がもつ、倫理的問題点を具体的に説明し、本プロジェクトで十分に考慮すべき倫理的側面について解説しました。

3. 「メディカルコーディネーターの実際」
講師:理化学研究所 大西洋三 チームリーダー
ゲノム研究がもつ倫理的問題点を踏まえて、メディカルコーディネーターの業務が、政府が定めた「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」にもとづいて行われなくてはいけないことを、具体的事例を挙げながら解説するとともに、指針の徹底した遵守を求めました。

4. 「遺伝子倫理の説明と同意の取得について」
講師:理化学研究所 田中敏博 チームリーダー
インフォームド・コンセントを進める際に使用する説明用パンフレットは、「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」に準拠して作成されています。 このパンフレットに沿って、各ページごとに何を説明するかを詳細に解説しました。













【実務の模擬実習】
1. インフォームド・コンセント ロールプレイ実習
講義の内容を踏まえて、メディカルコーディネーター各人が自分の言葉としてインフォームド・コンセント(用語解説>)を進めていけるよう、各人がメディカルコーディネーターと患者さんの役になって実習を行いました。 
1)インフォームド・コンセント概論
2)インフォームド・コンセント取得の手順説明
3)インフォームド・コンセント取得の模擬練習
4)ロールプレイについてのフリーディスカッション

2. システム実習
指紋認証システムの使用方法に始まり、個人情報の匿名化や、臨床情報の入力の方法などを実際に近い環境で実習しました。
1) 匿名化システムの必要性と注意点
2) 匿名化システムの使用法
3) 臨床情報入力システムの使用法
4) 模擬カルテを用いた入力実習
5) システムについてのフリーディスカッション


 
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